瀬戸内海の小島。
今にも転覆しそうなくらい、船が大きく傾くと、
山と積まれた砕石の群れが、音を立てて、海へ落ちていく。
砕石運搬船を操っているのは、
井川比佐志と倍賞千恵子が演じる若夫婦。
1972年公開、山田洋次監督の『故郷』を想う時、
潮風の香と共に、そんな一場面が脳裏に甦ります。
時代遅れの家業を捨て、
大手造船工場の工員へと転職せねばならぬ若夫婦一家の苦渋。
海に生きる庶民の哀歓が、切なく胸に突き刺さり、
先行きが分からないのは、いつの世も同じなのか、
と改めて考えさせられます。
今にも転覆しそうなくらい、船が大きく傾くと、
山と積まれた砕石の群れが、音を立てて、海へ落ちていく。
砕石運搬船を操っているのは、
井川比佐志と倍賞千恵子が演じる若夫婦。
1972年公開、山田洋次監督の『故郷』を想う時、
潮風の香と共に、そんな一場面が脳裏に甦ります。
時代遅れの家業を捨て、
大手造船工場の工員へと転職せねばならぬ若夫婦一家の苦渋。
海に生きる庶民の哀歓が、切なく胸に突き刺さり、
先行きが分からないのは、いつの世も同じなのか、
と改めて考えさせられます。


